不動産売却 売物件の印象を良くするためのポイント
不動産の売却は出来るだけ高く売却したいものですよね。そのためには、購入検討者に興味を持って貰えるように物件の魅力を引き出す必要があります。では、どうすれば魅力ある売り物件に出来るのでしょうか?
魅力ある物件にするポイント
○大前提
不動産を売却するにあたり、売り物件を「商品」にすることを忘れてはいけません。不動産に限らずお客様はより良い商品を求めているからです。特に不動産は大変高額な商品ですから、購入検討者は商品価値を真剣に見定めます。つまり売却価格と商品価値が見合う「商品」にすることが不動産売却にとって大変重要なのです。
○ハウスクリーニング
売却時にハウスクリーニングをすることは義務ではありません。しかし、ハウスクリーニングの有無によって、購入検討者の内見時の印象は大きく異なります。清掃が出来ていない物件には水垢やホコリが残ったりしています。購入検討者からすると清掃の行き届いていない物件は、売主のリアルな生活感が感じられるもので、内見時のイメージは決して良くはありませんし、せっかく気に入りかけていたとしてもテンションは下がってしまうでしょう。また、汚れを理由に値引き交渉をされたり、それだけの理由で長期間売れ残ってしまう可能性だってあります。高額商品であることを意識して、機会損失を防ぐためにも最初からハウスクリーニングをしておくことをおすすめします。
○内見
購入検討者のほとんどは、資料だけでなく内見して物件を実際に確認した上で購入意思を固めます。内見するということは、購入検討者の希望する条件をある程度満たしている物件であるといえます。つまり不動産を売却する際は、内見時に物件の魅力が伝わる工夫をすることがとても大切になります。また居住しながら売却を進めている場合は、売主様がどのような方なのか?どのようにお住まいなのか?など検討する側にとっては気になるところです。
*内見時のチェックポイント***********
※「空き家」で売り出す場合
・室内の照明が使えるよう電気の契約は残しておく
・家財家具は撤去しておく
・不具合箇所は事前に修理しておく
・事前にハウスクリーニングする
・庭やバルコニーなどもキレイに!不要物は撤去
・場合によってはリフォームしておく
※「居住しながら」売り出す場合
・売主様は明るく清潔感のある格好で出迎え、愛想よく
・スリッパのご用意を
・室内の照明は全点灯
・家の中を片付け清掃しておく
・小物はしまっておく
・部屋を広く明るく見せる工夫をする
・カーテンはきちんと束ねておく
・室内は換気
・収納内もきちんと整理整頓
・ペットはケージでお留守番
・水廻りの整理整頓
・庭やバルコニーなどもキレイに不要物の撤去
・購入検討者から質問がある場合には答える
・積極的に説明しない、ゴリ押ししない!
内見のご案内時は、スタッフが購入検討者に気に入っていただけるよう接客を致します。売主様が過度なアピールをするとかえって検討する側は不安になるものです。 買主様から質問があればご説明いただいて、基本的にはスタッフに案内はお任せ下さい。